頚椎の脊柱管の中には、脊髄や神経が通っています。

ところが脊柱管が狭くなるとともに後縦靭帯や
黄色靭帯が肥厚したり椎間板が突出したり、
椎体の骨棘等によって脊髄や神経が圧迫されると、
頚部や上肢にはもちろん、全身に様々な
症状があらわれるようになります。

頚部脊柱管狭窄症とは

頚部脊柱管狭窄症とは、頚部の脊柱管が狭窄することによって
様々な症状が発生する病気のことをいいます。

頚部脊柱管狭窄症の原因

では、頚部脊柱管狭窄症はどういった原因によって発生するのでしょうか。

頚部脊柱管狭窄症は、頚部の脊柱管が狭くなることによって起こります。

そして頚部脊柱管が狭くなる原因としては、
脊椎の変形や靭帯の骨化、などが挙げられます。

ちなみに脊椎が変形したり靭帯が骨化したりする原因ですが、
首に負担がかかるスポーツや仕事を長期間続けてきたことや加齢、
追突事故をはじめとする外部からの圧力などが挙げられます。

頚部脊柱管狭窄症の治療法

頚部脊柱管狭窄症の治療法には、保存療法や理学療法、手術療法などがあります。

保存療法においては、安静にするとともに痛みがある場合は
消炎鎮痛薬を服用したり湿布薬を貼ったりして痛みを和らげます。

またコルセットを装着してできるだけ頚椎に
負担がかからないようにすることもあります。

理学療法においては、運動療法や温熱療法、牽引療法、
理学療法士によるマッサージなどが行われます。

そしてこれらの治療を行っても症状の改善が見られない場合や
麻痺と思われる症状が出ている場合、排尿しづらいといった症状が
あらわれている場合、手術に踏み切ることになります。

頚部脊柱管狭窄症の手術は、頚部の前側からアプローチをする頚椎椎弓形成術
もしくは頚部の後方からアプローチをする頚椎前方固定術によって行われます。