上肢に痺れや痛みが出たり、手指に力が入らなくなったりするなど、
とてもつらい症状を呈する頚椎脊柱管狭窄症。

では頚椎脊柱管狭窄症は、何が原因となって起こるのでしょうか。

頚椎脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭窄し、その中を通っている
神経が圧迫されることによって様々な症状が発生する病気です。

そして脊柱管が狭くなってしまう原因としては、
頚部に長年負担をかけてきたこと、が挙げられます。

首に負担がかかるスポーツを長年続けていたり、
首を頻繁にひねったり曲げたりする動作が多い職業に就いていたりする場合、
それが原因となって脊柱管に狭窄が生じることがあります。

また患者様の中には、追突事故をはじめとする様々な外傷が原因となって、
頚椎脊柱管狭窄症を発症される方もいらっしゃいます。

さらに頚椎脊柱管狭窄症の好発年齢が50歳から80歳であることから、
加齢もこの病気の原因となると言われています。

痛みが出る原因

脊柱管に狭窄が生じたからと言って、
直ちに痛みが出るわけではありません。

例え脊柱管が狭くなったとしても、
そこを通っている神経に異常がなければ、
辛い症状が出ることはないのです。

ところが脊柱管が狭くなったことによって
そこを通っている神経が刺激されると、
神経に炎症が発生し、上肢に痛みが出るようになるのです。

つまり頚椎脊柱管狭窄症によって痛みが発生するのは、
様々な原因で頚椎の脊柱管が狭くなり、
それによってそこを通っている神経が
刺激されるためであるというわけです。

また脊柱管を通っている運動神経が圧迫されると、
脳からの指示がうまく伝達されなくなったり筋力が低下したりして、
手指に力が入りにくくなります。