以前は、腰部脊柱管狭窄症の手術をするとなる
と大きく皮膚切開をして手術をしなければなりませんでした。

しかし最近は、内視鏡を用いた手術が一般的になってきました。
では、腰部脊柱管狭窄症の内視鏡手術とはどのようなものなのでしょうか。

腰部脊柱管狭窄症の内視鏡手術とは

内視鏡手術では、X線を使って脊椎の状態を確認した後、
背中を18mm程度切開します。

そしてそこからスコープを刺入したうえで、
脊椎の手術を行っていきます。

つまり内視鏡手術とは、従来のように
皮膚を大きく切開するのではなく、スコープを刺しこみ、
内部の状態を確認しながら行う術式のことをいうのです。

内視鏡手術をするメリット

では、内視鏡手術にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

内視鏡手術のメリットとしてはまず、
皮膚を大きく切開しなくて済む、という点が挙げられます。

従来の手術では、最低でも背中を55から60mm程度は
切開しなければなりませんでした。

これに対して内視鏡手術の場合、
皮膚切開は18mm程度でかまいません。

そのため内視鏡手術をすると、
手術創をとても小さくすることができるのです。

また内視鏡手術には、体に与える負担が少ない、
という点も挙げられます。

上でも書きましたが、内視鏡手術では
従来の手術のように背中を大きく切開する必要がありません。

そのため背筋をはじめとする軟部組織に対する
ダメージが少なく、体にあまり負担をかけないで
手術をすることができるのです。

さらに内視鏡手術には、明るい視野で
安全に手術をすることができるというメリットや、
従来の術式と比べると出血量がとても少ない、
といったメリットもあります。

以上のように内視鏡手術には、
従来の術式にはないメリットが沢山あるのです。